なれる。ただ、結婚しなくても幸せにはなれる。

だから「結婚した方がいい」とは言わない。でも、結婚してよかったとは思っている。

正直に言う。物は増えた。苦痛なこともある。

結婚したら物が増えた。妻は非ミニマリストだ。

妻の物は妻が管理すればいいと割り切れる。でも一緒に使う家具、プレゼントでもらった物、捨てたくても捨てられない物がたくさんある。要らない消耗品で毎月の生活費が減ることもある。

正直、諦めている部分も大きい。「妻にとっては必要なものだから」と自分に言い聞かせている面もある。

でも今はこう思っている。妻はサブスクだ。

毎月コストがかかる。でもそのコストに見合うサービスを提供してくれている。解約する気はない。

一生の味方がいる、という感覚

一人でいることが全然苦痛じゃないタイプだ。むしろ一人の時間が好きだ。

でも仕事でひどく嫌な思いをして、自分なんてもうダメだと思った日がある。そういう時に、家に帰ったら妻がいると思えた。それだけで、少し楽になった。

一人でいるのが好きでも、つらい時は、孤独を感じる。結婚してからは孤独とは完全に縁を切った感じがある。

誰かに劣等感を感じることはある。でも、妻にとって自分は世界一の男だという自信がある。その感覚は、結婚する前にはなかった。

ご飯が美味しくなった。マジで

これは信じていなかった。でもマジだった。

同じものを食べても、妻と食べると美味しい。一人だと早食いになる。妻とだと一口一口味わっている。だから美味しいんだと思う。

もらいものは全部シェアだ。「一人だったらこの量を全部食べられる」と思うことがある。試しに一人の時にケーキを2〜3人分買って全部食べてみた。なぜか、二人で食べた時ほど美味しくなかった。

量じゃないんだと気づいた。

一人だったら絶対できないことができる

妻はミニマリストじゃない。価値観の違いはある。でも対立するより、それを逆手に取る方が面白い。

洗濯物を例にすると、ミニマリスト的には畳まずそのままクローゼットに入れるか、ドラム式で洗って放置が正解だ。でも妻は絶対畳む人だ。

最初は「なんで畳むんだろう」と思っていた。でも一緒に畳むようになって気づいた。休日にダラダラしすぎると体調が悪くなる。一人暮らしの頃によくあった。でも妻がいると自然と早起きして、洗濯物を畳む。畳む作業は運動にもなるし、綺麗にやろうとする作業は心が整う。結果、体調を崩して休日を潰すより有意義だった。

これは一つの例だ。一人だったら絶対気づかなかったことが、結婚生活にはいくつもある。

結婚は、人間関係のミニマル化の究極形かもしれない

物を減らすのと同じで、関わる人間も少ない方がいいと思っている。選べない人間関係がストレスの根源だ。

でも結婚は、好きな人を選んで、その人とだけいられる。それって人間関係のミニマル化の究極形じゃないかと思っている。

例え何も物がなくなっても、気の合うパートナーがいれば二人で笑い合って野宿できる。それがミニマリスト的な幸せの本質だと思う。