仕事とお金 PR

【実体験】異動先で疎外感を感じたが、頑張る必要ゼロだった話

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

異動になったばかり

異動先の人達があまり自分に声をかけてくれない。自分がいる前で仲良さそうに話していて、なんだか疎外感を感じる。さみしい。独りぼっちだ

前任者と比べられるのがつらい

そんな悩みに答えます。

わたしも仕事で異動のたびにその気持ちを経験しています。

加えて、一人でいることが好きで初対面の人に話しかけるのも苦手なタイプです。

そんなわたしの実体験をもとに記事を書きます。

異動先の疎外感の解決方法は?結論:なにもしなくて大丈夫。仕事と挨拶だけしろ

異動先の疎外感の解決方法は?

結論から言うと、「なにもしなくて大丈夫」です。

むしろ、「なにもしないで仕事に集中してろ」と言ってもいい。

どういうことなのか、わたしの実体験をもとに解説していきます。

異動先の疎外感を解決したわたしの実体験

わたしの話です。ある時、別の支店に異動になりました。(それが今現在働いているところなのですが。)

その支店の前任者と入れ替わりになり、その人の立場をわたしがそのまま引き継いだ感じです。

なのでその人と比べられることを怖れていました。

そして異動した初日、最初のご挨拶はきっちりしたものの、それ以外の会話はできませんでした。わたしという目新しい存在が目の前にいるのにも関わらず、わたしがいないかのように仲良く話している職場の人達。

とても疎外感を感じました。

前任者だったらそんなことはなく、話をふったりしたのではないか?と思ったりして勝手に傷ついたり

仲良くしゃべっているところに自分から話に入っていくのも気が引けます。

わたしが何歳なのか?家族は?どこ出身なのか?何年目なのか?そういうどうでもいいことを聞いてくれたら話しやすいのに、そんなふうに思っていました。

この疎外感、どうやって解決したらいいのか?と悩み、とりあえずネット検索。

調べて出てくるのは、「自分から話しかけたらいい」とか「自己開示したらいい」ということです。

でもそれ、本当か??わたしは疑問に思いました。

「自分から話しかける」が簡単にできる人なら、こんなことで悩まないっちゅう話です。

というか、やりたくない。

無理して仲良くなろうとするほうがずっとキツイやん。

自分に興味がなく、自分も周りの人に興味がないなら、今はまだそのままでいいんじゃないか?と思いまして。無理に仲良くなる必要はないかと。

自分が無理しているのは意外と相手にも伝わるので、かえって避けられるリスクだってあります。

ただ仕事上必要なことだけちゃんと情報共有したり、わからないことを聞いたりしたらいいんじゃないかな?と考え、無理に話そうとするよりそのほうがずっと気が楽でした。そして朝の「おはようございます」と帰りの「お疲れ様です」を目を見て、なるべく笑顔で言うこと。これは毎日同じことを言うだけなので簡単だけど効果は高いと考え、続けました。また、助けてもらった時の「ありがとうございます」と迷惑かけた時の「すみません」も徹底。

そうして1カ月、2カ月と経っていきました。

その結果、どうなったか。

1カ月くらいで、雑談はあまり交わさないものの、挨拶の時ちょっと笑顔でしてもらえるようになりました。挨拶後に(今〇〇さん、ちょっと笑顔だったな)と思い、嬉しくなりました。あと、仲良く話していたと思っていた人達も実は裏では仲が悪かったりしたことも、他の人の話でわかりました。(笑)(正直、ちょっとホッとした)そこの人間関係の実態がやっと見えてきた感じです。

また、接客業のためにお客さんからは「前任者はいないのか」という問い合わせをよく受けましたが、徐々に聞かれなくなってきました。

そして2カ月経つ頃。一番打ち解けるのが難しいと思っていた人からも「〇〇ってどうなんですか?」と個人的な質問をされるようになりました。初日には絶対に聞かれなかったであろう内容です。話していると、お互いの共通点が見つかったりしてさらに話しやすくなりました。

お客さんからの「前任者はいないのか」はほぼ消失。すでにわたしの顔を覚えてくれている方も出始めました。

「異動先での疎外感」という悩みも、1カ月でだいぶ軽くなり、2カ月で完全に消失しました。

まとめ:異動先で疎外感を感じても、頑張るな。

以上がわたしの実体験です。

ポイントをまとめると下記。

  1. 無理に話しかけたり自己開示する必要はゼロ
  2. 仕事上必要な話や「ありがとう」「すみません」はきちんと言う
  3. 挨拶はきちんとする(なるべく目を見て笑顔で)

1~2カ月くらいはかかるけど、無理に仲良くなるよりずっといいです。なぜなら今後も一緒に仕事をしていかなきゃいけないので、継続性があることをするべきです。

無理して話したって、結局続きません。かえってあとあと冷めるだろうなって思います。

人の心理的現象に「単純接触効果」というのがあります。同じ人に何回も会うだけで好きになっていくというものです。

無理に話しかけなくても、何度も職場に顔を出すだけで好きになってもらえるというのが心理学上の事実なのです。

異動したばかりの人間は、職場でたった一人だけ「単純接触効果」が発動していない状況なわけなので、疎外感を感じるのは当然のことなのです。

・・・と、疎外感を感じていた時期を振り返ってみて、しみじみ思いました。

なので今疎外感を感じて悩んでいるあなたも、大丈夫です。何度も職場に顔を出し、挨拶するだけでも昨日より今日、今日より明日の方が間違いなくプラスになっています。

挨拶って、毎回同じでいいのに仲良くなれるのでめっちゃコスパいいです。おすすめ。