ベッドを持ったことがない。一人暮らしを始めてから今まで、ずっとそうだ。

「さすがにベッドくらいは…」と思う人もいるかもしれない。でも実際に何年もやってみた結果、やっぱりいらなかった。むしろ、ない方がいい。

この記事では、ベッドなし生活を続けてきた理由と、ベッド必要派への反論をまとめる。

ミニマリストがベッドを買わなかった理由

一人暮らしを始めるとき、「何が本当に必要か」を考えた。必要なものは必要になってから買えばよいと思った。

ベッドは「あって当たり前」のものとして扱われているが、よく考えると疑問だ。寝られればいい。そのためにわざわざ部屋の3分の1を占拠する大型家具が必要か?

答えはノーだった。管理が増えるだけで、なくても何も困らない。

一人暮らし中ずっと寝袋だった

最初は寝袋だった。寝心地はいい。暖かい。移動させたいときも楽。何より管理するものが増えない。

実際に困ったことは一度もなかった。ベッドどころか、布団を買う理由もわからなかった。

ベッドも布団もない部屋は、使える床面積がそのまま自由なスペースになる。床でゴロゴロできる空間は、正直かなり快適だ。

洗濯も楽だし、なんなら定期的に新しいのに替えてもいい安さで買える。

結婚で布団に切り替えた唯一の理由

今は薄いマットレスに敷きパッドを敷いて、掛け布団をかけて寝ている。敷きパッドと布団を洗うだけで済む。

寝袋から切り替えたのは結婚がきっかけだ。くっついて寝られる方がいい。

ただ、ベッドは買わなかった。必要性を感じなかったし、家族がいてもその判断は変わらなかった。

子供ができてベッドなしがさらに正解になった

子供ができてからも、ベッドなしでよかったと思っている。

ベッドがあると転落リスクがある。床に布団を敷いていれば、落ちようがない。川の字で寝られるし、広さも自由に変えられる。子供の寝相の悪さは想像以上だ。

ベッド必要派の主張に全部反論する

ミニマリスト界隈でもベッド必要派はいる。その主な理由と、実際にベッドなし生活をしてきた上での反論をまとめた。

「ベッドの方が睡眠の質が上がる」

睡眠の質を決めるのは寝具の種類より、ストレスや心の状態の方が何倍も大きい。体や腰が痛くなったことは一度もないし、翌日のパフォーマンスに差を感じたこともない。薄いマットレスで十分だ。

「床に近いとホコリ・ハウスダストを吸い込む」

ベッドのフレームや下部にも埃は溜まる。掃除をしなければ同じことだ。ベッドなしの方が床全体を掃除しやすい。

「布団はカビが生えやすい」

カビができたことはない。

カビは湿度の問題だ。24時間換気があり、加湿器も植物も置かず、夏はエアコンをつけっぱなしにしていれば、湿度は常に低く保てる。湿気の多い環境では注意が必要だが、環境を整えれば問題ない。

「毎朝畳む手間がかかる」

畳まなければベッドと同じだ。敷きパッドだけ洗えばいい構成にしておけば、管理もシンプルになる。

「ベッドの方が立ち上がりやすい」

つらいと思ったことがない。慣れの問題で、健康な体なら特に不便はない。

ミニマリストの寝具、最低限これだけあればいい

結論として、必要な寝具はシンプルだ。

薄くて軽いマットレス、敷きパッド、掛け布団。これだけある。こだわりは特にいらない。その辺のホームセンターで売っているもので十分で、寝具にお金はかけない。気軽に新しいのに交換できるものにした方が衛生的だ。

ベッドは「あって当たり前」のものとして思考停止で買われている家具の代表格だ。本当に必要かどうか、一度立ち止まって考えてみる価値はある。少なくとも独身の間、買わなくて本当に正解だった。