自分に結婚は向いているだろうか?
結婚に向いている人、向いていない人の違いはどこにあるのか?
そんな悩みに答えます。
この記事を書くわたしは既婚の30代男です。
結婚に向いていない人は「変われない人」です
結論から言うと、「変われる人かどうか」です。
なぜなら結婚したら必ず相手との価値観の違いを見ることになるから。
この人との相性ばっちり!絶対上手くいく!
と思ったって
一緒に生活してみたら絶対に見つかるのが価値観の違いです。
自分と違うのは仕方のないこと、当たり前のことですが
大事なのは
その違いを見つけた時、どうするかというところです。
「自分の考えのほうがいいから、どうやって変わってもらおう」と考えるのか?
「そんな考えもありだな」と相手の価値観を認め、相手も快適に暮らせるよう、状況に応じて自分の考えや行動も変えるのか?
相手を変えるのか、自分を変えるのか。
この差が、結婚に向いているか向いていないかです。
「どっちも変えず、ありのままでいる」ということができたら素敵ですけど
一緒に生活している以上、どっちかが変わらない限り解決しない問題は多々あります。
お互い変わらずにいたいならそもそも結婚しないほうがいいですね
「変われない人」は結婚に向いていないという例
例えば
靴下はどうやって畳む?
歯磨きは起床時と朝食後どちらに磨く?一日何回磨く?
食器の裏は洗剤で洗う?そもそも洗剤要る?
水はペットボトルしか飲まない?水道水しか飲んだことない?
いつ頃エアコンつける?いつ頃暖房つける?
こんな違いがあと100個は出てきます
他人と生活すれば、もう何もかもが違うことに初めて気づきます。
「宇宙人と生活すると思った方がいい」という噂はマジでした。
ほんと、痛いほど実感。
自分が「どう考えたってこの方が絶対いいに決まってる」って思ったって、相手はそうは思えない。常識と思っていたことが、相手には通じない。
そういう問題が結婚したら山ほどあります。
新婚の時は毎日がカルチャーショック。
わたしと妻は価値観が違うだけで、どっちが正解というわけでもない。
結果、2人の考えを組み合わせた折衷案をとっていることが多いです。
わたしは結構ミニマリストだったり効率厨なので、自分の考えは正しいという誤解をしがちです。その自覚を持って妻の考えを尊重するようにしています。
こういう時の考え方として、「これを変えるだけで妻がご機嫌でラブラブでいられるなら安いものだ」と考えるようにしています。
「自分の考えを我慢して妻の言いなりになる」というのもよくないと思うので、あくまで「自分のために、賢く自分の考えを変える」という方向性です。
(でも時々ミスって、怒らせたり泣かせたりします。そのたびに猛反省。)
意外と柔軟な考えができる自分は、結婚に向いていたのかなと思います。今のところは。
ここでもしわたしが自分は正しいと疑わず「こっちの方が効率がいいに決まってるだろ。お前は間違っている」と言っていたら、どうなっていたか。
モラハラ夫、爆誕。
もしくは妻が反発する場合は、喧嘩が絶えない。
お互い変わらない限り、仲直りはない。
そして離婚へ。
「自分の考えが一番いい」
「なんでこうするのか理解できない」
理解できないのは、他人なので当然。
ここで変わろうとするかしないか、それが結婚に向いているかどうかかと思うんですよね。
相手がその考えにいたる理由や背景を考える。
そのメリットを考える。想像力を膨らませる。調べてみたりもする。
わからなくても、考え続ける。「自分が正しい」で終わらせず、「相手の視点で考えたら自分も間違っているかもしれない」という考えを常に持ち、ちゃんと向き合う。
これだけでも態度や行動が変わってきますし、意外と相手にも伝わっている感じがあります。
逆に、嫌々相手の言うことを飲み込もうとすると、それも伝わるので注意。
誤解がないように言いますが、変わらないことが悪いことだという意味ではないです。
相手との違いをも楽しみながら変化していける人は結婚に向いているし、自分のこだわりを通したいという人は独身を楽しんだほうが幸せというだけのことです。
お互い結婚に向いていないとつらい
もう一つ重要なこと。
結婚して変わったのはわたしだけではなく、妻もです。
妻を見ていると、わたしの考えを尊重してくれているというのがわかります。
妻がわたしの考えを尊重せず、自分の考えを押し付ける人間だったとしたら今上手くいってなかったでしょう。
ここは感謝の気持ちを忘れてはいけないところですね。
・・・と、思ってはすぐ忘れるので、気を付けています。
まとめ:結婚に向いているかどうかは「変われる人かどうか」
以上、まとめると結婚に向いているかどうかは「変われる人かどうか」という話でした。
参考記事:【実話】「一人が好きな男に結婚は向いてない」は大嘘